
安価なヒーターによって利益が奪われるのをやめましょう。
ランプが壊れると、単にその機械だけが止まるわけではありません。生産ライン全体の流れが止まってしまいます。
確かに、壊れたヒーターを交換するのには10分ほどしかかからないかもしれません。しかし、それが本当のコストではありません。本当の問題は、その後に訪れる沈黙です。生産ライン全体が完全に停止してしまうのです。そこでお金が失われてしまいます。これが、安価な部品を使うことによって支払わされる隠れた代償です。
実際の数値を見てみましょう。
例えば、1分間に100個の製品が生産されているとします。ランプを交換するために1回停止するだけで、15分間で1,500個の製品が生産できなくなります。週に4回そういうことが起これば、合計6,000個の製品が生産できなくなります。
これは非常に悔しいことです。安価な部品を使えば費用を節約できると思っていても、その「節約分」は生産の損失によって消えてしまいます。
では、どうすれば良いのでしょうか?
重要なのは、機械に手を加える頻度です。故障する前に部品が長持ちするようにすることが大切です。より優れたフィラメントや熱安定性を持つランプを使用すれば、こんな停止が大幅に減少します。また、工業用の起動・停止サイクルに耐えられるようにヒーターを設計することも重要です。
しかし、単に電力を供給してうまくいくことを期待するだけではダメです。
高強度のランプは短時間での生産には適していますが、代償があります。最大出力を求めると、コネクタや石英製のケースに大きな負荷がかかります。
そして、冷却ファンや反射板が性能を発揮できなければ、筐体が過熱してしまいます。そうなると、世界で最も高品質なランプであっても早く壊れてしまいます。すべてが繋がっているのです。
長寿命の部品を使うということは、箱の上の価格ではありません。生産時間を取り戻すことです。
ヒーターを単なる捨てられる部品として考えるのはやめましょう。それを、生産ラインの心臓部として扱いましょう。